しめ縄作りワークショップ②

 

　12月14日、おふたりは旧知の仲です♪　和やかな雰囲気でワークショップがスタートしました。

 

 

 　しめ縄飾りのワークショップ、進め方は同じです。

 

　　①　しめ縄を決める

　　②　飾りを決める

　　③　松に合わせるグリーンを決める

　　④　ワイヤリング

　　⑤　マツカサで留める

 

　お二人は、しめ縄もマツカサも全く違うものをお選びになりました。ご自身のお好みと、どういうしめ縄飾りを作りたいかがはっきりされていまして、潔い！

 

　イメージが出来ていらっしゃいますと、それだけちょっと違うかも、と思うことも多いものです。いつも申し上げますように、違うと思った時にはすぐにやり直しましょう。

 

　何度もやり直せますところが、ワイヤリングの良い所です。

 

 

 

しめ縄飾り作りの注意点

 

　天然素材のしめ縄飾り特有の注意点があります。

　「松脂」です。松の切り口は樹液が出ていないときにも松脂がついています。それが手に付きますと、もう止まらないべとべと感に、私はレッスン中にもよく「松脂注意報！」を発します。

 

　そのため、手袋を用意しました。前回は生徒様ご自身にお持ちいただきましたが、忘れる方もいらっしゃいますから、こちらで用意することにしました。

 

　私はと申しますと、困ったときの補正や仕上げは細かい調整が必要ですので、松脂はあきらめて素手にて奮闘しております。

 

 

 

手作りしめ縄飾り完成

 

 

 

 

　初めに出来ましたJさんは、繊細でしかもカッコイイ！すっと嫋やかです。

　次に出来上がりましたAさん、悩みながら何度かやり直し、カッコイイそして可愛らしい♪　途中拝見しますと、ついつい「可愛い！」と言ってしまいまして…「可愛いじゃなくて、大人っぽいカッコよくしたいの！」と言われてしまいました。（笑）

 

おまけのアレンジメント

 

 

 

　おまけのお正月飾りアレンジメントは、しめ縄飾りと逆に、Aさんがサクッと終わられました。作るというより生けるように挿し終えられました。

　生け花をされていたAさんは、あっという間に日本の美をここに。

 

 

　Jさんは苦戦され、Aさんのアドバイスももらいながらお時間をかけて、迷いながらも決めていかれます。華やかなアレンジメントに仕上がりました。

 

　どちらも素敵なお正月飾りの完成です。

 

お正月飾りの完成

 

 

 

 

　ご自身で作られましたしめ縄飾りとアレンジメントです。良いお年を迎えられることでしょう。

 

　今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

＊