絵本からリースへ

 

 

 

　リースを作る際、何かが降りてこないと作れない…などと生意気を言うリース職人です。まるでアーティスト気取り。

 

　ではその何かとは何か。それは日々の暮らしの中で舞い降りてくる、何かのようです。

 

「絵本のお家SUMICA」さんから

 

 

　今回は、絵本から降りてきました。正確には、素敵な絵本カフェで、手に取り読んだ絵本からです。それは、素敵な空間にある絵本だから。お食事で「体に良いもの」が入ってくる感じ…だから美味しい。絵本で心に「自分で考えること」が入ってくる感じ…時間を忘れる。

 

 

　先週末の話です。世界の悲しい現実が流れる毎日に、気持ちがもやもやざわざわして仕方がない頃でした。インスタグラムで知った「絵本のお家SUMICA」さん。我が家からは50キロ離れております。小さなお店なので、予約が必要…とれました♪　夫と二人でドライブを兼ねたランチタイム。

 

 

絵本の世界へ　

 

 

　絵本から目を上げると、自然が見える。現実から絵本の世界へ誘われる空間。

 

　オーナーさんが、「絵本を並べ替えたばかりです。今回は、【愛を感じるものを】と。」

　そう言うオーナーさんの笑顔には絵本と同じく、言葉以上の色々な思いが感じられました。

 

　「二番目の悪者」　胸に手を当ててしまう。

 

　夫は　「さいごのぞう」　染みたそうです。

 

　ゴフスタインの絵本が充実しています。また次回も読む楽しみが♪

 

 

リースが出来ました

 

 

　絵本の世界に入り、いろいろな感情が出てきたり消えたり…その全てが自分で考えたものであることに、清々しい気持ちになりました。情報が溢れる時代です。自分でしっかり考えるには、知識だけではなく時間も大切ですよね。ゆっくり深呼吸するような時間。

 

　天然素材でいろいろな小花を散りばめたドライフラワーリースは、シンプルな絵と少ない文字の中にいろいろなことを考えた、この日の私です。

 

 

 

　この日「ほんとうの私たち」を読み終え、閉じ…この本を愛おしく思いました。

また来よう♪