スモークツリーのドライフラワーリース　②

 

　前回お話しました通り、リースに使いますのは手間暇かけてドライフラワーにしたスモークツリーです。綺麗にドライフラワーになりますのも三分の二あればよい年だと思えます。そしてそこからまた数か月後も綺麗に残るものは半分もなく、かつリースを作っている間に使えなくなるものも…

　というわけで、自分で作るスモークツリーのドライフラワーたちは、私にとってとても貴重で愛おしい存在なのです。

　そしてその愛おしいスモークツリーのドライフラワーを使うリースは、その魅力が存分に発揮されるよう、よく考えながら作るのでした。

 

 

もこもこタイプのスモークツリー・リース

 

 

　スモークツリーをぎゅっとまとめて作るタイプです。大きな一本のスモークツリーが５㎝くらいになってしまいます。出来上がりはもこもこの毛糸玉みたい。色味もしっかり出ますし、リースになった後も色落ちが少ないように感じます。また、同じ種類のスモークツリーでも、濃い色味のほうがやはり色が長持ちするようです。上の写真は2020年の11月に作りましたリースの今です。

 

　それとは異なり、白っぽいスモークツリーで作るこのタイプも何ともいえない可愛らしさがあります。茶色くアンティーク化した後もまた、趣があります。白っぽいタイプは他の花材との相性がよく、どんな花材ともリースになりやすい所も魅力です。

 

　どのリースもそれぞれの良さを見つけてもらえましたらと思います。

 

 

ふわっとタイプのスモークツリー・リース

 

 

 

　先日出来上がりましたふわっとタイプのスモークツリー・ドライフラワーリース。名付けて【わたあめみたいなスモークツリーリース】

　土台のワイヤーも透けて見えそうなくらいにふわっと作りました。それはそれは可愛らしく、見るたびに、にこにこしてしまいます。空気感を大切にして作りますから、とても繊細なのが弱点。静かに飾って頂きたいリースです。

　そしてふわふわなスモークツリーは、やはりふわふわと落ちやすいものです。インスタグラムのストーリーズに載せましたが、落ちていましたら、ふ～と埃を払いそっと付けてあげてください。スモークツリー自体が持つ粘着力で自然と付きますよ。

 

 

　ここまでふわっとしなくとも、上のリースのように毛足の長いスモークツリーはふわっとタイプで作るようにしております。私の好みですから、お勧めしているわけではございません。実際、同じスモークツリーでもこもこタイプを作りますと存在感のあるゴージャスなリースになります。

 

 

他の花材と合わせたスモークツリー・リース

 

 

 

　スモークツリーは他の花材と一緒にリースにしましても素敵です。私もよく作ります。貴重なスモークツリーですから、少しでもいろいろな形で使いたいとも思います。

　写真を見つけられずに、ここでは出せませんでしたが、グリーンやグレーのスモークツリーを使ったリースも作ってまいりました。それぞれ魅力があり、また写真を見つけましたらご紹介いたしましょう。

 

　スモークツリーのドライフラワーリースだけでもまだまだお話したいことがたくさん♪　お話だけではなく、作品も作りませんとね。