アナベルリース(８月レッスン)

 

 

　８月１日、８月のレッスンスタートです。アナベルリースのレッスンは、７月終わりから始まりましたので、気分は既に中盤ですが、１日です。

 

　本日の生徒様、Nさんはご自宅にもアナベルがございましたので、私はてっきりそちらをお持ちいただくかと思いましたら、花材からと言うことでした。

 

　花材をご自身でお持ちいただく場合には、通常のレッスン代５０００円ではなく、３５００円です。

 

　立派に咲いていたと記憶していましたので、？と思いましたが、「もう少しかな～と思っていたら焦げちゃいました！」とのことでした。焦げ…思わず笑ってしまいましたが、今年はそれほどの猛暑なのですよね～。

 

　私の用意したアナベルをご覧になり、「こんなにきれいなライムグリーンにはならないのですよ～。」と仰っていました。私もこんなにきれいな色にドライに出来るようになるには、何年かかったことか！　そのお話だけで一日書けそうですから、それはまた今度。

 

　さて、はじめましょうか♪

 

 

ドライフラワーアナベルの扱い

 

　ドライフラワーになったアナベルは、とにかくポロポロ落ちます。これが嫌な方は、生花のうちに作りましょう。生花と言いましても、緑→白→緑と変化するアナベルの最後の緑になってからですよ。生花のうちに作りますと、ほとんど落ちずに作ることが出来ます。

 

　なのにドライフラワーを使うの？と思われますよね。はい。先ほど綺麗なライムグリーンというお話がありましたが、まさにその色にこだわっているからです。

 

　もちろん生花からでも綺麗にライムグリーンにドライにすることは出来ます。

 

　でも、出来ないこともあるということです。生徒様がせっかく作ったリースは、少しでも長く綺麗に楽しんで頂きたい。そんな思いで…確率的にドライフラワーを使うことにしております。

 

 

　まずは小さなブーケを作ってリースにしていく。いつもの作り方です。

 

　今回のアナベルリースは、挿し色に水色系かピンク系かを選んで頂きます。今回はピンク系と言うことで花材をご用意いたしました。

 

 

ふんわりボリューミィな仕上がり

 

　

 

　Nさんは、いつもエアリーなリースを作られる方です。その繊細さは、私にはまねのできない世界観なのですが、ご本人は、もっとギュッとしたい、とかボリュームが欲しいなどと仰っておりました。

 

　今回は、いかがですか！ふんわりした感じはやはりエアリーで可愛らしい雰囲気ですが、しっかりとボリューミィに仕上がりました♪

 

　

 

　お教室をしていますと、毎月生徒様の素敵な作品を見て大満足いたします。が同時に、ご本人が出来栄えにどう思うかがとても大事だと思います。

 

　私や他の生徒様がどんなに大絶賛しても、ご本人が満足しなければそれはもやもやしてしまいますよね。

 

　では、どうしましょう。

 

　私にできることは、続けてもらうしかありません！

 

　すると、必ず生徒様が心からご満足いただける作品に出会えると知っているからです。

 

　今回Nさんにも、そんな回だったのではないかしら、と思う私です。

 

＊

 

　この日は豪雨になり、その合間の晴れ間を見つけてお帰りになられましたので、リースはお預かりしております。

 

 

　ですので、夜になり、こっそりこんな写真も撮ってみました。

いろいろな飾り方をお楽しみ頂きたいと思います。

 

＊

 

本日も　素敵な作品をありがとうございました♪