ミモザのドライフラワー
ミモザのドライフラワー
人気のミモザは作品にしますと、すぐに「可愛い!」と反響を頂くことが出来ます。フレッシュ時のもふもふ感がそう言わせるのでしょうが、ドライフラワーになりましても、卵の黄身のような可愛らしい色は他にない魅力を放っているようです。
そして「可愛い!」は、いつしか「作りたい!」の声に代わり…ワークショップの見本を作ることにいたしました。
2時間のレッスンで仕上げるには、ミニリースになるかしら。と作ったのが前回のミニリースです。ワイヤリングで作ります花菜Junのリースは、どうしても時間がかかってしまいます。 でもスワッグでしたら、比較的時間を取られずに作ることが可能になります。
今回プライベートレッスンで選ばれたのは、スワッグでした。
ミモザのスワッグ
リースとスワッグで悩んだ末のスワッグです。ミモザの作品を作りたいとのご希望でしたから、まずはミモザで気を付ける事をお話しました。花粉が落ちますし、アレルギーのある方(ご自宅に招かれるお客様等にも)はご注意くださいと。またドライフラワーになりますから、葉の崩れやすさも予めお話させていただきます。
今回、土台はグレッグソニアーナを使います。グリーンにはユーカリ。ミモザを入れてバランスを見ながらもう一巡しましょう。長さと左右のボリュームのバランスは一本入れるごとに確認していきます。
重ねる毎に長さは短くしていきます。そうすることで、すべての草木花が顔を覗かせてくれます。一番上には色の綺麗なミモザを選んで重ねます。初めに入れましたミモザは地味めの色合いの物をあえて選んで入れました。奥行が出ますし、鮮やかなミモザを引き立てる効果もあります。
トップには秋色紫陽花。全体を引き締めてくれますし、色味が違いアクセントにもなっているようです。
ここで全体を確認しましょう。何を足すか考えます。隙間にはグリーンを、ミモザの合間には白いリモニュームとシルキーホワイトスターチスを挟みました。上品で良い感じです。
もう少しミモザをと、長めのミモザを間に入れてみましたら…うるさい感じになってしまいました。抜きましょう。作られていたYさんに言われました。「引き算も大切よね。」全くその通りです。バランスをとる時には、足すばかりではなく、時には引くことも必要なのですね。
ゴムで止め、麻布を巻き、リボンを選んで出来上がりました。
ドライフラワースワッグの飾り方
当初は、白い枠飾りにリースを飾り置きたいとのご希望でしたから、スワッグもまた白い枠飾り内のサイズで作るつもりでした。途中でサイズの確認をしましたが、ここでサイズを合わせるのではなく、まずは長めで作ることをお勧めいたしました。先のほうからドライ化が進みますから、後日ミモザをユーカリに合わせて切れば、枠内にもピッタリのデザインです。
Yさんは、西の出窓に明るい色合いが欲しいからとご希望されていました。白い枠飾りは、壁がなくとも窓辺や棚の上などに置いて楽しむことが出来ます。また移動も簡単ですね。
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「ミモザの黄色、西に黄色よ。風水では金運アップ!」とおっしゃっていたYさん。とても楽しそうなその笑顔に、金運アップ以上の幸せを感じたワークショップでした♪
素敵に暮らすドライフラワーリース | 花菜Jun
花菜Jun ドライフラワーリース
『お部屋にリースを飾る暮らし』で心和む日々をお届けしたい。季節毎の草木や花々を活かした、天然素材のハンドメイドリースを一つ一つ丁寧に作っております。ゆっくりと表情を変えるドライフラワーと共に、移りゆく時の流れをお楽しみください。オリジナルオーダーメイドやワークショップなどのご相談もぜひお気軽にどうぞ。
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