花菜Jun ドライフラワーリース

平和を願うリース

平和を願うリース

 

 

 

 その国の国花はひまわり。向日葵とはいきませんが、黄色いミモザを青空にかざすと、その青と黄色にだれもが平和を祈る気持ちになることでしょう。

 この時期、花屋さんにはミモザが溢れていますね。ほんの二三週間だけ…もう無くなる頃でしょうか。先週花市場では、今年は寒かったせいか少し遅いという話を聞きました。私は今までリクエストがない限り、あまりミモザの作品は作りませんでした。その理由の一つは花粉が気になりますこと。またドライフラワーにしたときに萎む様子が少し寂しいと感じていたからもあります。

 

 しかし今年は作りました。ミモザの黄色をリースにしたかったからです。いつも話しますように、「リースは大切な人の健康と幸せを願いながら作ります。」それは、平和を願う気持ちにもつながると思うのです。 

 

 

ミモザのリース

 

 

 昔から庭に咲くイメージのミモザですが、近年とても人気があり、高価なお花となってしまいました。残念ながら我が家の三歩庭にはミモザは植えておりません。私はドライフラワーリースを作りますから、スワッグやアレンジメントよりも大量のミモザを必要としてしまいます。それもまた、今まで作らなかった理由の一つだと思います。

 

 今年最初に作ったミモザのリースは、満開のミモザを使ってユーカリやグレッグソニアーナなども生のものでまとめました。バスケットに摘んだミモザを入れるイメージで作りましたが、まだフレッシュな草木花はずっしりと重く、出来上がってみれば、バスケットと言うよりはむしろバケツ型になってしまいました。

 

 ミモザのふわふわ感は一時です。レモン色の眩しいくらいな満開ミモザはドライフラワーになりますと三分の一になると思ってください。ですから、フレッシュな満開ミモザでリースを作るときには、めいっぱいミモザを使うとよいでしょう。

 もしくは私のように、ミモザが縮んだあとのリースをイメージして、グリーンを多めにまとめることをお勧めします。

 

 

 

 それでもミモザのモフモフ感を楽しめるリースが出来上がったと喜んで見ていました。数日でミモザは縮み、黄身色になってまいりましたから、一度作り直そうかとも思っております。

 

 

 

 もう一つはミニリースです。ワークショップでも作ることが出来ます。もうドライフラワーになったミモザを使いました。季節感のある可愛らしいリースは元気をもらえるようで、笑顔になれますね。

 

 

 今年は平和を願いミモザのリースを作ったお話でした。

 

素敵に暮らすドライフラワーリース | 花菜Jun

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『お部屋にリースを飾る暮らし』で心和む日々をお届けしたい。季節毎の草木や花々を活かした、天然素材のハンドメイドリースを一つ一つ丁寧に作っております。ゆっくりと表情を変えるドライフラワーと共に、移りゆく時の流れをお楽しみください。オリジナルオーダーメイドやワークショップなどのご相談もぜひお気軽にどうぞ。

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